御茶義理の人のにっき

御茶義理の人が1998年からつらつらと書き連ねているポルトガルなどの新着情報

Atom de Frito

世界の動画サイトからアニメやお笑いを一気に検索して全話見られる Ribbon Douga Network( rdn.jp )
2003/01/17
Lisboa -> Madeira( Funchal )
 なんせ昨日は 31 時間も一日があるのでまだまだ続くけど、とりあえず時間になったのでここまで、写真は帰ってから一気にアプします。56K 回線では金がかかりすぎてやる気が起こりません。ついでに、メールも外国からは deny をかけているので見られませんわ。と書いて、朝一でネットにつなごうとがんばったわけですが、どうやっても BERNA の PBX を超えることが出来ませんでした。残念無念。何のためにノートパソコンを持ってきたんだか……やはり音響カプラー最強伝説ですか‥‥
 セラムンを相変わらずやっています。昔来たときは SS をやっていたので、日本のように最後まで終わったらループしているようです。あと、ベーブレードもやっているよ。これでショタの人が来て安心
 BERNA は朝食が含まれておりますのでホテルで取ります。というところで、阪急 Trapics のポルトガル旅行の一団と遭遇。なんか毎回会っている気がします。阪急トラピックスのツアーは安いのでホテルも最安値のところに泊まるのでしょう。実際、Lisboa で国際的にオンライン登録されているホテルで一番安いのは BERNA です。設備的にどうかというよりは、中心地より離れているからでしょう。とはいえ、地下鉄で 5 分ほどの差しかありませんのでたいしたことありません。それに、空港より近いので正規に走ってもらえば安いです。
 チェックアウトをして、バスの回数券( BUC2 )を買って空港へ。これで行けば一回換算EUR0.45 となります。ちなみに、普通に一回乗ると EUR1.00 なので、この国では前売り券を買わないとあほを見ますわ。必ず覚えておきましょうね。空港まではバスでも 10 分ほどで着きます。高速とのすれ違うロータリーを越えたら空港ですので、覚えておきましょう。特に夜中に乗るときは乗り過ごしてしまいそうになるので注意。まあ、運転手に常に aeroporto と言いまくるのがベターですけどね。
 空港に着いたのは 1 時間前。国内線なので良しとしますよ。予想通りあいにくの天気です。空港のエントランスにはこんなモニュメントがあるのですが、飛行艇かなあといつも思います。ワインショップにあるこれですが、何だと思いますか?一瞬ワインボトルに見えますけど、豚の足ですよ〜。ポルトガルではスーパーに行けば普通に売られています。ヨーロッパの空港にある掲示板はパタパタなので好きです。私が乗るのは真ん中に見える一昨日にネットで予約を入れた TP4463 便。ポルトガルの航空会社 SATA とのコードシェアー便で S30463 便です。ちなみに、S3 というのが航空会社コードで数字の入ったコードは始めてみました。ビデオチップ会社ではありません。チェックインカウンターです。もらえるボーディングパスです。
 手荷物検査を受けて搭乗待合室まで行きまして、電話がかけたいので MCI コーリングカードでかけようと思ったのですが、フランクフルトではかけれたのにここでは何度やってもかけられないからクレジットカードを通せば話せる電話でかけました。みるみるうちにカウントが上がっていったわけですが、あの単位は何だったのでしょう?日本に帰って請求を確認してみないと怖すぎて二度と使えません(確認しました、ぼったくり電話なので絶対に使ってはなりません。2 分ほどしかかけていないにもかかわらず、EUR13.00 も落とされていました。カードがなければ諦めて、次の空港に着いてからかけましょう。KDDI のオペレータ通話より高いです。これを使うぐらいなら、日本にコレクトコールしましょう。)待合室からは空港を見渡せますのでポルトガルにあるもう一つの大きな航空会社PORTUGALIA AIRLINES撮影。この空港場合いつも TAP より多くいる気がするのですが気のせいでしょう?日本の JAL と ANA の関係かな?国内線は PGA の方が多いのかも……。搭乗口をくぐってバスへ乗りタラップへ。SATA と入った飛行機ですわ。これはタラップから撮ったわけですが、この直後空港職員より「リスボア国際空港はタラップ上での撮影はダメ」と怒られました。よく見ると目の前を軍用機が飛んでいきましたので、たぶんその関係だと思います。この空港はほとんどバスでタラップまで搬送ですので、すごい撮りがいがあるのですが残念です。フランクフルトも軍用機が止まっていましたけど、こっちは OK でした。
 機種は B737-600 なので横幅は結構広くて革張りシートと凝っていますが、かなり座席幅が狭いです。異常なスカイマークなどよりはましですが、狭いです。天候が悪いため、残念ながら綺麗に見せませんが、4 月 25 日橋からカイスドソレ方面です。これが見えた後、すぐにこんな感じになってしまいました。あと、たった 1:40 の国内線なのでミールは出てこないと思っておりましたが、まともな物が出てきてもちろん日本のようにケチらずにアルコールも飲めました。内容は大好きな PASTES DE BACALHAU。見た目は脂っこそうだけど、干し鱈なのであっさりしているんだよ。ワインは 180ml の瓶入りです。昔はルフトハンザもそうだったけど、経費の削減で現在は普通の 750ml 瓶をコップに入れてくれる形式になってしまいました。放送はポルトガル語と英語、当たり前ですが。そう考えると、日本の航空会社って国内線は日本語放送しかないなあ。特に機長の挨拶。外国人が乗ると変わるのかもしれないけどね。それで一番面白かったのが、フライトの中で見られる例えば映画ですが、ずっと「どっきりカメラ」を流していました。声は消してあるのですが、画像を見ているだけでわかって笑えるので非常に良かったです。こういうどっきりカメラはヨーロッパでは多いですね。
 マディラへ近づくと天候は回復してきました。島のぎりぎりを飛行して降りていきます。空から見る海は綺麗です。
 フライトは至って順調にマディラへ到着。マディラの着陸はすごい見物です。崖のすれすれを降りていきます。私のイメージではマディラは平たい島だと思っていたのですが、めちゃめちゃ崖のある隆起した島のようです。予定ではここを自転車で回ろうかなあと思っていましたが、確実に死にます。ほとんど押して歩かなくてはならないでしょう。なぜなら、空港の Turismo で mapa をもらいましたが、最大で 600M ほどの高低差があります。車なら高速道路を通ればよいようですが、無理だよ。原チャリでも、燃え尽きそう。スーパーカブじゃないとダメだね。原チャリじゃないけどね。
 空港からフンシャル中心街へは空港バス( aerobus )で。このバスは Turismo で教えてもらえましたが、TAP のフライトで来たら無料のようです。が、ここで失敗しました。これをしますと、半券を回収されてしまいます。お金を出して乗ると EUR4.00 です。約 500 円が安いか高いかはあなた次第。タクシーで行くと EUR20.00 〜 25.00 ほど。この価格差は centro なら安いけど Lido( 高級ホテル街、いわゆるリゾート地帯 )なら少し遠いので高いと言うことでしょう。Centro までは 40 分ほどかかります。タクシーだと 20 分ほどでしょう。
 centro に着きましたがめちゃめちゃ暑い。ここの気温は 19 度もあり、太陽が写真のように燦々と降り注いでいますからたまりません。場所的にはアフリカなだけあります。とりあえず Turismo。ポルトガル旅行の基本です。まずは Turismo です。でもここは愛想が悪かったので、なんかむかつきました。空港はすごい愛想良かったのに。あと、マディラ特製の SWATCH がありますが、ここではほとんどの種類が売り切れておりますので、空港で買うのがベターだと思われます。そんなわけでむかついたので Lido の Turismo まで歩きました。だいたい、 1 時間ぐらいです。バッグパックを持ちながらなのでそれぐらいかかりましたが、実際は 3Km ぐらいですから 40 分ほどでいけると思います。途中には Funchal の貿易港や、その横にある検問所跡があります。ちなみに、マディラでは Centro よりも Lido にホテルが集中しております。太陽のビーチという名前からしても、リゾート地というのがわかりますね。ここには 5 つ星ホテルが集中しており、ティボリ、パシフィックメリディアン、シェラトン、ノボテルアンバサダーなど世界有数のホテルがそろっております。が、ポルトガルの国営であるポウサーダはここにはありません。残念です。
 さてそういうわけで Lido の Turismo に着いたわけですが、ここは良かったですわ。お姉さんが親切でした。私がよくわからん英語を使いこなしているにもかかわらず、安い宿を探してくれました。まあ安いとはいえ、それほどめちゃめちゃ安いこともなくエスクードに直すと PTE5500 とかなり高価な宿でしたが、お姉さん曰くマディラの Centro 近くで朝食付きではとてもお得な値段よと言ってくれました。EUR27.50 です。場所は Centro にある Santa Clara( サンタクララ )の目の前にあるその名も Pensao Santa Clara( Rua do Pico 16 ) です。Lido からはバスで戻れば EUR1.20 です。が、これもポルトガルですから前売り券を買えばもっと安く乗れます。マディラはバス網が発達しておりますので、よほどマイナーなところに行かない限りはバスで移動が可能です。長期滞在される方は 7days チケットを買われるのがよいと思います。現在の値段は見ておりませんが、1999 年の値段で PTE900( EUR 4.49 )でした。
 Centro より Santa Clara までは坂をひたすら上ります。この場所は一度行けばわかりますが、行かなければ全然わかりません。迷います。この町は道がポルトのように放射状に延びておりますのでまっすぐ上がっているつもりでも、曲がっていきます。なので、方向感覚がなれるまで大変です。なんで、バックパックを担いだまま、また 1 時間ほど迷いました。おかげで、観光しようと思っていた時間を思いっきり取られてしまいまして、着いた頃には 16:00 になっていました。さて、この宿ですが値段はちょっと先ほども言ったようにあれですが、当たりです。すごい人々が親切で感じも良く、宿が絵はがきになるぐらいの昔からある洋館って感じです。庭もものすごく綺麗で、部屋も清潔でテラスからの見晴らしも最高です。多分、もう少し坂の下にあって行きやすい場所であれば EUR40.00 ほどはするでしょう。ここにあるエレベータの古さから言っても明らかです。すごい古いです。ポルトガルでは昔に栄えていた時代が 18 〜 19 世紀までですから古い館に古い手動式のエレベータがよくありますが、ここもすごい良い味を出しております。ああ、バスタブは無しのシャワーのみですが、シャワールームにドアが着いておりますので、安心です。
 さて、ホテルに着いたので片づけをしていたらいつの間にか、もうほとんど観光の出来ない時間になってしまいましたので、目の前にある市立博物館と考古学博物公園へ行きました。手っ取り早く、サアラさんアプ。近場の Santa Clara と個人所有の家(これも昔栄えた名残ですが)を見学しました。ここでもなんかマディラのデザイン SWATCH というのが売られていて、このデザインが私の琴線に引っかかったので購入。普段時計なんて全く買わないのに珍しいものです。この二つは無難に見られますが、見ても見なくてもどうでも良いって感じですね。せっかく来たから見るってぐらいでしょうか。入り口にある水の滴る飾りは凄い綺麗です。アズレージョの展示も綺麗でした。
 そして、私の一番興味があるそびえ立つ城へ。と、向かったのですが、一番上まで登り切ってしまうと城には入られないようです。仕方ないのでここから見えた景色写真に納めサアラさんアプ。この場所は人の家の敷地みたいですのでもしかしたら入ったらダメなのかもしれませんが、入ったところに大きなゴミ箱がいくつも置いてあることから観光地っぽいし、よくわかりません。城の入り口はなんと泊まっている Pensao より上に上ればあったのです。一番頂上にあると思っていたのですが、違いました。入り口を見つけましたので、城の中に入って Funchal の町並み取りまくりました。そして、愛想良く城の中を見回っていると人に見つかって、追い出されました。いやあ、ACCESS FORBIDDEN って書いてあったような気がしたのですが、個人所有なわけないよねぇと思ってずんずん突き進んでいるとやっぱダメだったようです。サアラさんアプもしたのですが、デジカメ使いこなせてなさ過ぎです。練習しなければ!!
 その後マディラワイン博物館に行って、お土産を購入。後で気づいたけど、有名なマディラのハニーケーキって言うのは、黒い固まりのケーキみたいです。後日スーパーに行ってわかりましたが、このケーキには保存の利く乾燥した物と、保存の利かない生の物があります。前者はだいたい 1 年ぐらい持つみたいですわ。マディラのように冬でも 15 度ぐらいの場所でそれだけ持つのですから、かなり持つのでしょう。保存料無添加みたいですが、香料やスパイスはものすごい使ってそうな臭いを醸し出しております。ここではテイスティングが 10 年物まで無料ですので、がんがん飲みましょう。買わなくても、飲めます。礼儀として買う方がよいですが、まあ小さいボトルをいっぱい買ったので問題ないでしょう。あとは、ビンテージボトルも金を出せば買うことが出来ますし、テイスティングも出来ますわ。ただ、今日は時間が無くなったために後日また来ます。
 夕食を食べるにはちょっとまだ早いので町中を歩いて、夜景の写真撮影。カルモ教会はもちろんのこと、私が一番気に入ったのは中心通りにある噴水で、要塞と一緒に撮したり、古くからの町並みと一緒に撮したりしました。その後ろにあるジョアン像も一応撮っておきました。
 さて、ポルトガルで初の夕食の場所を決めなければなりません。食事する場所は「英語メニューの無いところ」「地元客が盛り上がっているところ」「ボーイが格式張っていない(スーツを着ていない)ところ」という基準で決めればそれなりに安くて美味しい店にたどり着けるはずです。が、マディラは観光地なので英語メニューのないレストランを探すのは、かなりの努力が必要ですし、山ですからそういう場所に行くには結構辺鄙でしんどいところに行かなくてはならないので、大変だと思います。そのため、英語メニューの無いところという条件は退けて、他の二つで選択してみましょう。すると、まずは Centro にあるところは全部ダメです。地元客でレストランを利用している客がほとんどおりません。ポルトガルの場合、レストランに立ち飲みバー( cervejaria ) を併設しているところが多いのですが、基本的に立ち飲みバーの方は気軽に寄って一杯という感じで、地元の客もよく入りますが、食事の場所ではないのでこれを基準にしては大間違いを起こしてしまいます。で、私が選んだのは Centro より一本入った道にあるレストラン( RESTAURANTE LONDRES )で、地元の客も観光客も多く盛り上がっているところです。ポルトガルでは付き出しとして「パン」「オリーブの実」「チーズ」と出る場合が多く、手を付けなければ金額は発生いたしません。私はあまり食べないのですが、マディラのパンはガーリックトーストが出てくるようで、大好物なので食べてしまいます。次にスープですが、これも地方によって色々とその郷土スープがあり、マディラでは Sopa de tomate com Cebola( タマネギ入りトマトスープ ) です。もちろんこれを食べまして、メインは Atum de Flito( マグロの油揚げ)です。マディラではマグロと黒太刀魚が有名みたいなので、これをとりあえずは食べなくてはなりません。そんなわけで今日はマグロを食べたわけですが、マグロは料理をしても身がごついので中がごわごわしてかすかすするので非常に食べづらいのですが、やっぱ食べづらかったです。途中で飽きました。まあ、ポルトガルでマグロを食べる習慣があるのは、マディラだけみたいですので満足しました。
 ワインは VinhoVerde を飲みました。マディラへの輸送で味が変わってそうな気がしましたがそうでもありませんでした。あとマディラでは CORAL という名前のビールが有名みたいです。そちらを飲みました。
 今日はそんなに酔っぱらっていないので、夜のマディラ観光で堤防にある城壁へ。昔の税関かもしれません。Funchal の町を撮し、途中にある CORAL の看板マディラバナナのコンテナがマディラを実感させます。ここからは、PORTO SANTO 島へフェリーが出ています。一日一本ですが毎日運行されております。その前でひたすらサアラさんアプをしようとがんばりましたが、無理でした。背景光量不足手ぶれ&ピンぼけばっか。三脚はホテルに置いてきましたので、手押しで長時間露光は無理です。諦めて一番高いところに上って風景を撮ろうと思うと、階段を上ると予想通りカップルが。まあ、なにもやっていなかったけど……。気にせずに Funchal 側ブルジョアホテル側を撮影。
 ホテルに帰って、おじいさんがいました。すごい良いおじさんで、かわいいです。ただ、私のいけてない英語が通じません。ここで通じるのは、おばあちゃんが一番通じます。ただこのおばあちゃんは千と千尋に出てくる婆にそっくりで、アップで見ると怖いです。パソコンを打とうと思いましたが、例の通り寝てしまいました。
 本日の気分:がんがん飲むぜぃ〜:Atom de Frito,明日のラッキーアイテム:地図

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