2006 年 03 月
明日はやっとまともな食べ物だ
2006/03/12 ( London )
|
今日は日曜日ということで、中世の格好で騎馬隊が交代式をやるので、早起きして行ってきました。もちろん朝食は食べました。唯一の栄養源ですからね。 騎馬隊はメジャーだとばかり思っていましたので、ぎりぎりについたから見られないと思っていましたがそんなことはありませんでした。パレードより近くで見られて、息づかいまで感じられるのに、なんでこんなに少ないのかっていうぐらい少なかったです。この人たちも、バッキンガムパレスまで行くのに変だね。兵士を見たいのであれば絶対にこっちの方がおすすめです。ちょっと早いのを気にしなければ見に来れます。 その後は一通りやりたいことが終わりましたので、本日は一番メインだった大英博物館。うーん、やっぱり最近旅行の趣味が変わった気がします。昔なら、博物館や映画館はほとんど行く気はなく風景や町並みばかり見ていたのですが、年を重ねることで文化を感じるのもよく思ってきました。というのも、だって、ポルトガルのリスボアにある国立博物館も行ったことがないんですよ。 大英博物館はとにかくでかかった。ついでに海洋堂のフィギュアも確かにあった。そして入場料は無料だったけど、ただ単にはいるだけでは何のことか全然わからないので有料ガイドブックと有料音声ガイドは必要。英語だとほとんどのものに説明のある音声ガイドが有るみたいだけど、日本語は有名なものだけでした。それでも全部聞くのは大変でした。もういいわって途中で思うこと間違いなし。たぶん一番いいのは一日でまわろうと思わないことなんだろうけど、一日しかほとんどは無いだろうから、日本人ツアー客に厚顔無恥でついて回るのが一番だと思います。ロゼッタストーン(複製)と木乃伊とエジプトから持って帰ったものあたりが見所でしょうからね。でも、結構レアな場所にもいいものがありますよ。翡翠のデスマスクとか。まあ疲れました。ぐったりです。 疲れ切ったので何か食べたいけど、やはり我慢してグリニッジへ。グリニッジ天文台。GMT を感じてきました。まあなんていうか日本でも明石みたいなもんだね。いちおう机上で決めましたっていう証があるだけで、別にだからどうだっていうものは地球上には無いのがよくわかりました。 帰り駅の周りを歩いていると王立海軍大学が有りましたので見学。建物がかっこいい。さすが海軍大学、碇や船の博物館がありました。あと警備が軍ですから、ちょっと門をくぐるときに緊張しました。でもかっこいいなあ。煉瓦に橙色のライトってなんでこんなに映えるんだろうね。 そこから駅方向へ歩くとカティーサーク号が博物館になって残っています。昔、貿易で使われた実際の船ですよ。東京の船の科学館とはひと味違います。 最後の日ということで、夕食は奮発して中華屋でラーメンです。そりゃもう安いうまい安定していると言えば、中華しかないわけで、たった 4.5 ポンドで腹一杯です。あはははは。なんていうか味の素だね。 最後なのでユースホステル隣のパブへ行って、ビールを 3 杯ほど飲んでからユースへ戻るとなんか日本人が困っていたので話を聞くと、電話が出来ないらしい。BA なのでリコンファームは必要ないと言っても初めてだから心配だと電話をしたいらしいのですが、1 ポンドを入れても繋がらないそうで、困っていました。私もよくわからないのであたふたしていましたところ、留学している日本人が友達を連れて来たときに私たちを見つけて気にしてくれたみたいで携帯電話を貸してくれました。おかげで問題なくリコンファームが出来た(やはり別に必要なかった)のですが、なんでも公衆電話は糞高いらしく使わない方がいいらしいです。 その後、私ともう一人だけのこってちょっと話していたのですが、ロンドンのユースって中に酒が売っていないんですよね。で、周りにコンビニなんてものも無いから本当に夜に酒を酌み交わしながら飲むことが出来ません。ユースで飲みたいなら、買い込んでおかないとあきませんわ。ちなみに瓶は駄目です。栓抜きがありません。なんてけちなユースかと思いますが……。その代わりによく寝ることは出来ます。騒ぎませんからね。逆にポルトガルでは酒には絶対に困りませんが、寝られるかは何とも言えません。 で、三日間のロンドン体験を終わって、英国ってものすごい表っ面だけの国で、中身は最悪の国だなと思いました。人種差別は甚だしいし、節は食わねど高楊枝みたいな感じだし、二度と来たくない国としてアメリカの次に認定されてしまいました。私は、アメリカもそうだけど似非紳士(私的感覚)の文化は相容れることが出来ませんわ。 本日の気分:明日はやっとまともな食べ物だ:0 時間( 計 0 時間 ) |
コメント