御茶義理の人のにっき

御茶義理の人が1998年からつらつらと書き連ねているポルトガルなどの新着情報

日本人は居ませんでした、居ませんでした、居ませんでした

世界の動画サイトからアニメやお笑いを一気に検索して全話見られる Ribbon Douga Network( rdn.jp )
2005/08/23 ( Lisboa [LIS] -> Terceira [TER] )
 8 時のフライトですから、朝食は食べられないので 06:30 にホテルを出ることにしました。フロントでタクシーを呼んでくれって言ったら、外に出たら拾えるからそうしてくれと言われました。感じ悪い。
 重いバックパックを持ってリベルダーデを抜け対岸に行っても全然居ません。どうしろっちゅうねんと思っていたら、一台来たので拾いました。どうやら聞いているとスペイン人らしい。バッグを積むと EUR1.70 取られるんですが、メータを使わずにくれと言われたので、それであげました。メータを使うとたぶん寺銭を取られるんでしょうね。走行距離はメータで走ってくれました。ぼったくり目的ではなかったようです。
 空港に着くととても混んでいる TAP カウンターですが、TER 行きはそんなに混んでいないようで、すぐにチェックインできました。ただ、めちゃめちゃ混むリスボン空港の手荷物検査で 40 分待ち。きちんと導線を引けない空港職員が悪いんだけど、横入りなどを平気で許す気質がよけいに悪いようにしていると思います。リスボン空港に行く人にアドバイスしておくと、一番左で並ぶのが一番早いです。左は長いように見えますが、かなり手前にゲートがありますので、実質的には一番早く終わります。
 かなり早く行ったにもかかわらず、ゲートに着くとチェックインが始まっておりました。リスボン空港は結構広くバスでえらい遠いところまで連れて行かれました。たぶん空港の制限区域内で一番長いことバスに乗ったと思います。
 飛行機は A300-300。A300 って初めて乗ったけど、結構古い機種です。ただ TAP は普通革張りのシートなのですが、日本のように布張りで布張りの方が好きな私としてはとてもうれしかった。ついでに、座席間も国際線より広いし綺麗ってどういうことなんだろうと思って乗っておりました。TAP はもう少し国際線に力を入れるべきだと思いますわ。
 そして座席間が広いと気づいたのは、なぜかプレミアムエコノミー席に回されていたみたいです。六席しか無いのですが、なにげにフットレストもあり快適でした。機内食は毎度のものでしたが、横のおばちゃんがフルーツサラダをくれたのでご機嫌でした。
 フライト時間は二時間半ぐらい。マディラに行くときと同じく、途中にはなーんも有りません。
 テルセイラ島に到着。大西洋の軍事拠点と言うこともあり、半分以上米軍が常駐しておりました。なので写真を撮ったら怒られるかなあと思ったけど、問題なく撮らせてくれました。リスボンはポルトガル軍だから怒られるのかなぁ。
 テルセイラ空港ですが、ポルトガルの空港を占めている ANA の運営ではなくて、別運営のため免税店などがありません。ついでに、現在立て直し中らしくインフォメーションもありませんでした。なので、バスがあるそうですが全然わかりません。ファイアル島へ飛ぶために予約をしようと出発エリアに行こうと思っても、途中にものすごく狭い通路になっていたりと、一人ぁぅぁぅしておりました。なんとか出発エリアに着いて、SATA のカウンターで土曜日のファイアル島( HOR )行きの飛行機を予約して、バスでの行き方聞きましたが、アンゴラドエロイズモへ直接行くバスはないのでタクシーで行くのがベターと言われましたので、タクシーで行くことにしました。
 タクシーには、レジデンシャルの名前を言えばわかってくれました。まあ、そんなにホテルの数は多くないから覚えているだろうね。
 Angra do Heroismo までは空港から 20 分ぐらいで着きました。離島でもポルトガル人らしくめちゃめちゃとばしてくれました。
 レジデンシャルには朝の 10:30 に到着。二時間半飛んでいるのにこの時間に着くのは、時差が本土と離島で一時間有るためです。ちなみにマディラは本土と同じ。早すぎるのでチェックイン手続き無理かなぁと思いましたが、やってくれました。ここで働いているメイドさんは全員若くてかわいい。萌え。ちなみに若い娘なのに英語が話せず。英語とポルトガル語がほぼ両方通じるアソーレス諸島と聞いていたのとはだいぶん違います。
 部屋に案内してもらうとさすがにレジデンシャルで 40EUR 超えるだけ有って綺麗です。そして初めて見たのですが、風呂桶がとても大きくてついでにシャワーカーテンが扉式でした。カーテンの方が高級なのだそうですけど、利便性はこっちの方が俄然上です。かなりうれしいよ。マイナスポイントなのは部屋に冷蔵庫がないことですね。暖かいところなので冷蔵庫はほしいなぁ。ただ日本の沖縄もそうだけど、暖かいとはいえ海が近いので最高気温は 27 度ぐらいと、かなり低い目。日光に当たっていると汗が噴き出すけど影にはいると気持ちがよいという感じです。
 荷物を置いて、本日はアンゴラ=ド=エロイズモを探索することに決定しました。が、その前に腹が減っては戦が出来ぬっていうことで、隣のセルベジャーリアで朝食兼昼食。飲み物は生ビールを頼んだのですが、その際に大きいのと言うと「これかい?」って笑いながら言われて、700ml 入るめちゃめちゃでかいグラスを見せて来ましたので、でかっ!って思わずいってしまいました。さすがにこれから歩くのにこれはつらいので、中ぐらいのと言って、500ml のビールを飲みました。アゾレスって生ビールのサイズが本土より大きいのかなぁ。
 腹ごしらえが終わったところで、町の散策。普段なら空港でマップをもらって居るんだけど、何もなかったので Turismo へ。いろいろあるパンフレットを漁って、行きたかった洞窟の場所を聞き出しました。
 Angra do Heroismo ですが、リスボンのように山の斜面に沿って町が出来ており、その頂上部にモニュメントが建っております。ですからまずはモニュメントを写しに、山登りもとい町登り。地図では短い距離なのですが、実際に歩くと結構な急斜面です。戦勝塔ってのはどこでもこんな感じですね。シャムみたい。ここに登ってわかったのですが、わざわざコンクリートの道を歩かなくても、公園からの散歩道があったみたいです。ですから帰りはそちらを歩いて下山。
 次に行ったのは昔の貴族のお屋敷。入り口の案内の人が爆睡してはりましたので、起こさないようにこそっと通ると目を覚まされまして、お兄さんは苦笑い。会釈をしてから記者会見場に入っていすに座り撮影をしていると、お兄さんが来ました。ちょっと驚いた顔で写真を撮ってしまいました。
 次は私の大好きな砦なのですが、運の悪いことに工事中でした。ただ後でわかるのですがどうやらここはポサーダに改装中で、2005 年に開業する予定みたいです。おお、もう一度来て泊まってみたいなぁ。ただ、砂浜からは少し遠いです。
 そして山登りの Monte Brasil へ。厳しい山登りです。周りは車で行く人ばっかりですが、歩いていくと途中に現在もポルトガル軍が駐屯している砦や山道がありおもしろく上れました。頂上は記念のモニュメントが建っているのと、昔の戦争時のように大砲が置かれているだけです。大砲はメンテナンスがされていないため、かなり汚いけどね。ただ、一気に疲れが来ました。なぜかというと「世界人類が平和でありますように」ってオベリスクもどきが立っていたからです。ものすごい脱力だわ。
 そんなわけで山登りの疲れと脱力でもう何もやる気がなくなりましたので、いったんレジデンシャルに戻ってこの砂浜に泳ぎに行きました。なんと宿からは 50m。めちゃめちゃ便利な宿です。
 二時間ぐらい泳ぎましたが、ほとんどはこの白いビニールの山で休んでおりました。ここの高さが 2m ぐらい有るので、ぼんぼん飛び込んで遊んでおりました。泳ぎは好きです。
 泳ぎ終わってから、先ほどの生ビールにリベンジ。うまかったよ。
 そしてバスの時間を聞きに、もう一度 Turismo へ。ついでに山登りもしたいといったら、それようのマップもくれました。そういうことで、明日は山登りをすることにします。
 そして夕食の時間まで休んで、夕食へ。海沿いはどこも高いし混んでいたので、町中へ。町中でも高いね。離島だから仕方ないけど。本日食べたのは、蛸のアソーレス風煮込みってもので、蛸を唐辛子とトマトで煮ておりました。パンに浸しながら食べたら、おいしかった。目の前の客がフジツボの大きいものを食べていたので、なに?って聞いたらクラッカ( Caraca? )と言うらしいです。一度食べてみなければなりません。火を通したのは Arroz de marscos に入っています。デザートはアイスクリーン。
 夜景を撮って寝ました。
 今日の酒の量、ビール×1100 ml, Vinho Branco Acores× 750ml
 本日の気分:日本人は居ませんでした、居ませんでした、居ませんでした:0 時間( 計 0 時間 )

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