御茶義理の人のにっき

御茶義理の人が1998年からつらつらと書き連ねているポルトガルなどの新着情報

ICN 路線で南朝鮮と言ってほしいな

世界の動画サイトからアニメやお笑いを一気に検索して全話見られる Ribbon Douga Network( rdn.jp )
2005/08/29 ( Lisboa[LIS] -> FRA -> KIX )
 目覚まし三つかけて起床。飛行機は乗り遅れたことがありません、乗り遅れかけたことは多々ありますけど……。寝ぼけ眼でテレビをつけたら、ウエルカムメッセージが表示された。ラブホか。
 今回泊まりましたホリデーインコンチネンタルですが、朝食が 06:30 より有ります。ポルトガルの他のところといえば 07:00 からがほとんどで、個人経営などでは 08:30 からなんてのもあります。よって 06:30 からとういうのは、とてもアメリカ的でビジネスマンには便利だなあという時間なのですが、フランクフルトに行く私にとってもとても便利です。というのも、フライトは 08:20 発の為、ホテルを 07:00 に出れば十分間に合いますから、飯をのんびりと食べていくことが出来ます。これでフランクフルトまで腹減ったと言いながら行かなくて済みます。
 ここのホテル、食堂は地下一階なのですが、エレベーターに地下一階はないのでフロントで聞くと、いったん外に出て外の階段から下りてくださいとのことでした。いやはや、本当に何を考えて設計したのかわからないホテルですわ。朝食はアメリカンタイプだから何もないだろうなあと思って行きましたが、ものすごい充実しておりました。フルーツもパンも豊富。ケーキもあるし、悔しいけどこのホテルは良いと思いました。
 荷物をまとめてタクシーで空港へ。手荷物代を入れて EUR6.00。時間は 15 分でした。空港に着いたら TAP のカウンターになるのですが、おきまり毎のように混んでいます。そりゃスターアライアンスすべてのヨーロッパ向けフライトに乗る人が一列に並ぶんだから混むに決まっています。ついでに、やたらとぎりぎりに来る人が多くて、並んでいてもどんどん抜かされるという状況ですので、なかなか進みません。でもまあそんな状況なので呼ばれるフライトを持っていない限り、日本ではやばいなあと思う時間でもポルトガル時間的には余裕なので余裕を持って並びましょう。
 チェックイン。ビジネスクラスのチケットを持っているのに、預ける重さ 14Kg。虚しいな。もっと「あほか!」って言われるぐらい買っておきたかったよ。予定ではビール一ケース買って帰るつもりだったのになぁ。それなのに、今回も規定外だからオーバーサイズラッゲージのところへ持って行ってくれと言われました。TAP は何か基準が違うのかなぁ。そして、自分のカバンにプライオリティタグが付けられていないのに気づきました。めちゃめちゃ C って書いてあるのになぁ。気づいたのはオーバーサイズラッゲージに渡すときなので、時すでに遅しでした。あー、これで関空で待たなければ……。
 荷物を預けて、免税店でいつも通りポートワイントリュフとキャラメルを購入。そして恐怖の手荷物検査。一週間前と同じ時間帯なので、同じように混んでいます。もう嫌になりますよ。
 飛行機はまたまた A320。そして革張りシート。狭いから嫌い。食べ物は、同じくライトミールです。うーん、やっぱ LH 便のほうが格段にいいんだろうなあ。次回の選択が迷うよ。たっぷり寝ているので、フランクフルトまで寝ずに過ごしました。
 フランクフルト到着は離陸 1 時間前。昨年は TAP がまだスターアライアンスで無かったため、第二ターミナルである D スポットに到着したのですが、今年は A スポットに到着したため、そのまま先日通った近未来を思わせる動く歩道を通って B ターミナルへ。ヨーロッパではパスポートを疑われないもんね。
 無事どこの国にも属していない場所に入って、ビジネスクラスラウンジを探しましたら、関空行きが出る B45 ゲートの真横。いかに日本路線にビジネス客が乗るかって事でしょうね。早速チケットを見せて階段を上がると、広々としたスペースが広がっておりました。私の知っているビジネスクラスラウンジの中では一番広いです。では早速ドイツなのでビールを飲もうと並んでいるのを見ると、無い。飲みたい BECK'S が無い。がーんと頭を意思でかち割られたような衝撃を受けて、悲しみにうちひしがれながら、ふと横を見ると、有りました!なんと生ビールサーバが有ります。おお、すごいぜフランクフルト。すごいぜルフトハンザ!ビバ、ハンザ同盟!生ビールサーバのあるラウンジなんて、なんて素敵なんでしょう。思わず、三杯も飲んでしまいましたわ。席について、写真を撮りました。このコミケカタログを買ったときに虎にもらったトートバックがめちゃめちゃ便利でした。後驚いたのが、自動便座洗浄付きのトイレ。すごいなあ。無料のネット端末もでかいだけ有って 10 台ほど、無料でつなげる有線 LAN コネクターも 10 個ほど有りました。
 ビジネスクラスなので余裕をかまして 15 分前に行ったら、さすがに日本人。誰もいなくて、席に着くと「ボーディングコンプリート」と放送されました。めちゃめちゃ早いね。ほぼ満席なのに。そんなわけであるから、ウエルカムドリンクをいただけませんでした。くそぅ。ただ、飛行ルートの説明で日本人責任者の人がドイツ語を訳すのですが「南朝鮮の上を……失礼しました韓国の」と言い直したのが面白かった。
 本来は窓側二席の通路側なのですが、真ん中の二席にだれも来なかったのでそちらへ移動。二つの席を使って、やりたい放題にやっておりました。行きにも乗っているので、使い勝手がわかっていてやりやすかったよ。だから映画は 3 本見ることが出来ました。エディマーフィーのが面白かったけど、邦題未定だと思う。
 水平飛行になったから早速夕食なんだけど、「特別食ですね?」って聞かれなかったのでおかしいなぁと思ったら、通っていなかった。最悪……となるところですが、それはエコノミーの話。ビジネスだと和食が美味しそうなので、実はちょっとうれしかったりして迷わず和食を頂きました。前菜からして豪華です。そうそう、こういうそうめんがうまいんだよ。そう言う自分を考えたとき、やっぱ日本人だよなあと実感しますわ。ただ、メインが牛肉が入った筑前煮みたいなのってどうよ?と思いました。肉嫌い。あと、みそ汁と漬け物なんだけど、メインの御飯が終わってから漬け物を出すのはどうかと思うよ。ぜんざいの塩昆布じゃあるまいし。そしていい感じに酔いが回ってきたところで、ワゴンに乗ってデザート一式が回ってきましたので、迷わず全部くださいという貧乏人根性を発揮しておきました。チーズとフルーツと和菓子とポートワイン。ポートワインを積んでいたのは日本人の責任者のスチュワーデスさんは知らなかったみたい。最後に、トリュフと日本茶で〆です。食べて歯を磨いたら、こてんと四時間ぐらい寝ておりました。
 起きあがっておにぎりをもらいに行き、卑しく二つ食べると胸がつかえてしんどくなりました。あほか。
 そして暇なのでなんか会話をよく交わしているうちに仲良くなったので、日本人責任者の方とだべっておりました。責任者とはいえ、私と五歳ぐらいしか離れていないような気がしました。ルフトって年寄りばっかりというイメージが昔はあったのですが、私がそれだけ歳を取ったと言うことですね。京都出身の方で、えらい乗りが良かった人でした。ポートワインは載っているのは知っているけど、飛行機に乗せていたか聞いていただけだそうです。そりゃまあ、チーフなんだから知らないわけはないなと思いました。パーサー同士の会話はドイツ語なので全然わかりません。この時期の常務は混んでいるから大変だそうです。でも、ビジネスは言ってもそんなに人も居ないし、せかされないうえフレンドリーなので楽だそうです。いやぁ、普通の人ならここで連絡先の一つでも渡すんだろうけど、漏れにはどうしようもなかった。あーあー。
 そして映画を見ながら朝食。朝食もあっさりと和食なのですが、漬け物が多い。御飯の量より多い漬け物は辛いです。もう少しルフトハンザの調理スタッフに「漬け物」という物を教えてほしいと思いました。漬け物はおかずでは有りませんわ。そしてフルーツが食べたかったので、洋食のフルーツとパンだけ頂戴って言ってもらいました。ビジネスやファーストはフレンドリーなので、とても楽。最近は朝食でビール!ってやらなくなりました。これが大人と言うものですね。
 シートベルト着用のサインが点灯後、先ほどのチーフの人がこっそりと笑いながらスプライトを開けて、掻き込んでおりました。位置の関係上、私以外に見えませんのが、こっちをみて「すんません、すんません」ってやられましたので、はにかみで返しておきました。面白いフライトでした。
 到着後、手荷物がやっぱりなかなか出てきませんでした。プライオリティの張り忘れ萎え。
 税関に申告する物がなかったので、緑に行ったらルフトハンザで帰ってきて初めて手荷物を調べられました。今回は本当に何もなかったので良いのですが、バッグパッカーに厳しくなっていますかねえ?
 今日の酒の量、ビール× 1500 ml, スパークリングワイン × 300 ml,白ワイン × 450ml,赤ワイン × 150ml
 本日の気分:ICN 路線で南朝鮮と言ってほしいな:0 時間( 計 0 時間 )

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