御茶義理の人のにっき

御茶義理の人が1998年からつらつらと書き連ねているポルトガルなどの新着情報

ファティマの奇跡

世界の動画サイトからアニメやお笑いを一気に検索して全話見られる Ribbon Douga Network( rdn.jp )
2005/08/22 ( Viana do Castelo -> Porto(X) -> Fatima -> Lisboa )
 朝食を終えて TV をつけると、ぎゃーポルトガル中が真っ赤っかだ。萌えすぎだよ。基、燃えすぎだよ。ポルトガル。山火事、雨降って。
 チェックアウトしようとフロントへ行くと、お支払いは現金?それともカード?って聞かれたので、すでに日本で払っていますよって答えると、うそぉとなりました。もちろん私の英語力ではきちんとうまく説明することも出来ませんので、部屋に帰って先ほどゴミ箱の中に放ったバウチャーを拾い上げて、フロントへ。きちんとバウチャーを印刷してきておいてよかったよ。無事解放していただけました。
 電車はまだなのはわかっていたけど、バスぐらいは有るだろうとターミナルに行くと、ちょうど出て 10 分ぐらい経ったところ。なのでバスもありませんでした。きちんと調べておきましょうということです。結局、駅でぼーっと 1 時間待つことになりました。ま、ポルトガルなら待てるんですけどね。
 とりあえずポルトへ移動。このまま接続の Alfa で Lisboa に行こうかと思ったんだけど、特に急いでいるわけでもないので一度も実は行ったことがないファティマには行かなきゃならんだろと感じましたので、ポルトからファティマへバスで行くことにしました。
 ポルトについて Turismo に行き聞くと、RE のバス乗り場は昔のまま。あの古い寂れた場所にあります。ちょうど 30 分後に来ると言うことなので、チケットを買いました。そしてぼーっと待っていたのですが、初老の男性が話しかけてきてくれましたので、一緒に話しながらファティマまで行動することに。偉い感じの良さそうな人でしたが、見ているとどうも何かの調査員みたい。バスがスピードを出す度にカウントしておりました。秘密結社だな。バスの旅は久々なのですが、どれもこれも綺麗なバスになっていました。ただ、山火事の爪痕はすさまじく、高速道路沿いも軒並み木々が焼かれ痛ましい状態で悲しかったですわ。
 高速道路ぐらいなら、ポルトガルでも運転できそうです。
 おじいさんとはファティマでお別れ。ファティマからリスボンに帰る便はあと 2 本有りますが、どれぐらい見物に時間がかかるかわからないので予約を取らずに見物に行きました。ファティマといえばキリシタンではなくてもファティマの奇跡ということを耳にされたことぐらい有るのではないでしょうか。三人の子供の前にマリア様が現れ、三つの予言を残していったというやつです。今はその出現の泉に礼拝堂が建ち、広場にはバジルカがたってあり、中には三人の子供のお墓が祀られています。
 で、ポルトガルツアーと言えば必ず組み入れられているここを、私がファティマを訪れなかった一番の理由は建物が新しいからあまり興味がないということでした。実際に行ってみての感想ですが、建物はたいしたことがないと感じましたが、広場に集う人々に感動しました。本当に祈りの道をキリストをまねて膝建ちで歩いているんです。信仰心の深さを知りました。
 と、それぐらいですね。それ以外は綺麗すぎて感動というものはありませんでした。
 見終わったのでちょうど次のバスに間に合いそうだったので急いでバス停に行くと、ファティマからリスボンに行く人は多いため、満員といわれ最終便でと言われました。そんなわけで、二時間時間が空くことになりましたので、蝋人形館も行くことにしました。ここの蝋人形館は先ほど書きましたファティマの奇跡を順番に説明してあります。個人的に蝋人形ってなんか気持ち悪いので好きではないんですけど、時間つぶしのためには仕方有りません。バッグパックを預かってもらって、見学しました。みんな蝋人形といえ信仰のために、小銭がたくさん放り投げられておりました。池を見たら小銭を投げる日本人みたいなものでしょうか。
 夕食は昨日と同じくこちらで食べるか、ホテルのあるリスボンで食べるか迷いましたが、明日は 8 時のフライトと早いことを考えると 22 時についてから夕食を食べるのはつらいので、またまたレストランが開く前にレストランに入って、Vinho verde で時間を繋ぎながら開店と同時にいただきました。本日の食べ物は、バカリャウのグラタンです。実はメニューが読めなかったので適当に食べたことのないものを頼んだら、なかなかおいしいもので良かったです。ポルトガルははずれがないねえ。ここのお店ですが、若い高校生ぐらいの姉妹(夫婦ではないと思う)が仕切っていて、良かったよ。ファティマは観光地になっているので料理はどこも少し高いね。
 最近は昔ほど食べられないのでだいたい一時間で食べ終われます。昔は、スープ、サラダ、メイン、デザート、アイスに、生ビール、Vinho Verde と Vinho Tinto を毎日呑んでいたって自分でも信じられないよ。水だけで 1.7 リットルだよ。変態だわ。ただ、それで 3000ESC ぐらいだったからなぁ。今の値段に直すと、 15EUR だよ。今年食べていたのは 20EUR 以下で納めるようにがんばっていたので、食べている量は断然減っているのに、値段は高くなっているのがとてもわかりますね。物価が高くなりすぎですわ。食べ物に関しては 2 〜 3 倍になっているなあ。
 バスは二台やってきました。一台は先ほど私が乗ってきたようなポルトからの便。一台はファティマ始発の臨時便です。私は運良くファティマ始発でしたので、空いておりました。
 バスに乗って、ちょっとたつと気がついたら Lisboa に入っておりました。必ず寝ますね。
 バスが着いたのは、昨年ぐらいに Luz 競技場に出来た新しいターミナル。つかここ 9 年で RE のターミナルは変わりすぎです。くちばしの家の近くからサルダーニャ広場になって、そしてカンポペキーノの奥になって、エスパーニャ広場になって、現在の Luz って二年に一回ポルトガル一大きなバス会社のターミナルが変わらないでくださいって感じですわ。それも首都で。
 本日のホテルは有名なグロリア線ケーブルカーの横にあるホテルですから、地下鉄一本です。
 ホテルは迷うこともなく問題なく到着いたしました。で、このホテルですがこの絶好の立地条件でネット価格 36EUR と言うことなのでどんなところかと思いましたが、やっぱり値段相応でした。古いのは仕方ないですが、照明がとても暗いのと、冷房がないのでいくら湿度の低いリスボンでも少しあつかったですね。空調がないし、窓の外は洗濯場でこんにちはをするのであけづらいしね。これなら 4EUR を足しても、A.S.Lisboa のほうがいいと思いましたわ。
 なんか暗いし疲れたので、近くでガス入りの水を買ってきて、横になって呑んでいる間に寝ました。
 今日はビールを飲まなかった。
 今日の酒の量、ビール×0ml, Vinho Verde Branco × 750ml
 本日の気分:ファティマの奇跡:0 時間( 計 0 時間 )

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