御茶義理の人のにっき

御茶義理の人が1998年からつらつらと書き連ねているポルトガルなどの新着情報

ヴィアナドカステロ無事到着

世界の動画サイトからアニメやお笑いを一気に検索して全話見られる Ribbon Douga Network( rdn.jp )
2005/08/19 ( Lisboa -> Viana do Castelo )
 今日は Viana do castelo まで移動しなければなりません。はじめはいち早く行こうと飛行機を考えていたのですが、結局 Porto からの移動で時間が同じになる可能性が高いので、安い鉄道にて移動することにしました。
 朝食はアプを忘れましたが、キノコソテーがあったのがポイント高いのと、ヨーグルトがたくさんあったのもポイントが高いです。ついでに、果物もたくさんあったのでとてもポイントが高いです。全体的な質としては、いつも泊まっているベルナよりよいかもわかりません。今度から安いし、ここにしようかなあと思います。場所も、よく考えたらカンポグランデから地下鉄で一本なので、楽ですし。一本入ったこの道路は現在は地下鉄が通って便利なのに、値段は表通りよりかなり安いから良いと思います。
 あとここに決めたのは先ほど鉄道( CP ) に乗る必要があるので、駅のあるオリエンテまで地下鉄一本で行けるのもポイントが高いです。サンタアポローニャだとバス待ちになりますが、こっちは地下鉄なので楽です。EXPO があって良かったなぁと思う一面です。昔はこのあたりただのざざっぴろーい荷物置き場のような場所だったのになあ。
 電車は 10:04 発。チケットを購入するときに、ポルトまで走っている ALFA って電車だけを 1st クラスと言ったつもりが、それから先も 1st クラスになったために、値段が高くなったのと、乗り継ぎが予定より遅い電車となりました。
 電車を待っている間、電車を撮っておりました。新しい電車が多いなぁ。でも汚いけど。ちなみにぼろいのだと、おそらく 100Km/h も出ないでしょうが、ALFA だと同じ線路を 200Km/h で突っ走るので不思議。広軌だから出来る技ですね。
 30 分ほどしたところで、電車が入線。1st クラスは 1 人がけと 2 人がけの三列シートとなっております。一人で取ったのでもちろん一人がけでした。
 電車はオリエンテを出発。新着情報を打とうとパソコンを出したにもかかわらず、Porto まで意識を失いました。どうしてこんなに電車は眠たくなるのでしょう?電車に乗っているときの眠たさは異常です。この仕組みを不眠症治療に役立てたら良いと思うけど、熟睡は出来ないんだよなあ。これだと。
 ポルトカンパーニャ駅に到着。何も出来なかった。つかこの駅もでかくなりすぎです。昔は前のホームしかなかったのに、今では 16 番乗り場ぐらいまで有りました。
 さて、ここで私は駅員さんが発行してくれた急行のチケットを捨てて( 捨てると言っても、急行券だけですけど )目の前にいる普通に乗るか、それとも約二時間後の急行に乗るかってことでした。今回の第一目的はロマリア祭なので前者を選びたかったのですが、貧乏人根性を働かせて、ポルトサンベントへ移動。カンパーニャとサンベント間は切符がないので無賃乗車となりますが、切符がその先まで有るので見つかってもまあ怒られません。
 サンベント駅は一部のアズレージョだけが新しくなっておりました。それ以外のアズレージョは古いまま、なんか違和感があるなぁ。そういえば二年前に着たときに治していたような気がします。
 あと、ポルトは路面電車を復活させるつもりでいっぱい軌道を引いたのに、全然走っていません。地下鉄は発達しておりました。ただ、ポルトの郊外に行くしか利用価値がないのが残念。無駄な公共事業 UZEeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!
 さてポルトで私は結構滞在しているのですが、世界遺産になっているボルサ宮とサンフランシスコ寺院に行ったことがないのです。なので、ちょうど二時間ほど時間がありますので行ってこようと思います。両者まではサンベント駅から一本道ですので入る道を間違えなければ迷うことはありません。重いバッグパックを背負いながら、えっちらおっちら歩くこと 10 分。前の広場に着きました。
 とりあえず電車アプを目指しているので、ドウロ河沿いの路面電車を撮ろうと降りたけど、タイミングが悪く居ませんでした。あと、ここの線路ですが昔はドウロ河沿いに有ったのですが、今は引き直されて山側になっておりました。
 すぐ後ろにあるサンフランシスコ寺院へ移動。バッグパックを預かってもらって、まずは教会を見物。どうってことないですが、一応見ておきました。特にすごいと思うことは有りませんでした。そして博物館を見学。これも特にすごいと思うことは有りませんでした。でも、そこから下に降りていった場所にすごいものがありました。お墓です。まあ綺麗に陳列されてって感じで、ドウロ河対岸にあるポートワイン倉のワインセラーみたいだなぁと思いながら見ていましたが、あまり誰も行かない( たぶん有ると思われていない ) ここの一番奥にある場所へ行くと、人骨がごろごろと転がっておりました。すごいと思ったけど、あまり気持ちの良いもんではないですね。
 そしてすぐ横にあるボルサ宮へ。ここはつい最近までずっと証券取引所として使用されていたところです。見学は自由ですが、上を見ようと思えばツアーに参加する必要があります。大きな建物で空き部屋が多いためか、おみやげ屋さんが何軒か有りました。
 二つの見学を終えたところで、サンベントへ戻り近くのセルベジャーリアで SUPER BOCK の生ビールを注文。ポルトガルの生ビールにもサイズがあったんだね。普通は小サイズで出てくるんだけど、中と大があるみたい。小は 200ml,中は 300ml,大は 400ml みたいですが、大は場所によって 500ml もあるみたい。つかあった。
 ぐっと飲み終えたところで、サンベント駅へ移動。予定通り出発時間に電車は居ない。ここらへんの電車はだいたい折り返し運転なので、来るのが遅れると出るのも遅れる。ついでに、単線区間が大量に含まれますので一つが遅れ出すと数珠繋ぎで後々どんどん遅れていくという悪循環が生まれます。
 15 分遅れで電車が到着。綺麗な電車もいいけど、この古いタイプがやっぱりポルトガルには似合うなあ。なぜか一等なので一等席に乗り込み出発。サンベントとカンパーニャの間で検札が来たけど、やっぱり怒られなかった。ぼーっと移動。
 だいたい定刻に Viana do castelo へ到着。町は確かにお祭りの様相を呈しているけど、Viana do castelo にて降りた人は普段と変わらず。本当に今日はお祭りなんだろうか? あと私が以前高速道路が出来てって書いていたところは、大きな駅に併設されたショッピングセンターでした。ど田舎だった昔の感じから、えらい栄えた駅となってしまいました。便利は便利だなぁ。スーパーマーケットもあるしなぁ。
 町に出ると確かに人が多い。ホテルへ移動。ホテルは ALGAVERIA のほげほげと言うところ。ALGAVERIA とは昔の民家を改造したホテルで高級ではないけど、それなりに高級なホテル。なので部屋も綺麗し、レセプションの対応も良い。が、バッグパッカーには問題がありました。洗面所が高級すぎて洗濯しづらい。もっと広い安物の方が洗濯しやすいんだよなあ。あと止水栓も無かったからよけいにつらかった。
 なんか疲れたので二時間ほど休憩。そして夕食前の運動としててくてくと散歩。ホテルを少し出て川沿いを歩いたところに大きなマーケットが出来ていました。マーケットといっても、今度は既存のものではなくていわゆる出店です。どうやらここはオフィシャル関連の出店でロマリア祭に用いるような飾りや Viana do castelo 関連のものを売っておりました。
 そこのなかに私の目に止まる飾り屋さんがあったので写真を撮りつつ、物色して購入しました。ここで思ったことは、さすがに数字や少しの相手の言うことぐらいならわかるようになっていると言うこと。ただ、自分では言えないので会話が出来ないところが難点すぎますが……。あと一つ買おうかどうか迷ったんだけど、後々の移動があるので買えなかった。ちょっとだけ後悔しております。
 他のお店で飾り付けを作っているところを写真に撮らせてもらおうと思ったけど、駄目って言われたよ。ちょっと寂しいね。
 なんか甘いドーナッツ菓子を売るような屋台が一杯出ておりました。どこも同じような屋台ばっかりなのに客の奪い合いにならないのが不思議。
 それからメインストリートを超えて反対側にある砦跡へ移動する道沿いに、ずらっとこれは営利目的の出店がいっぱい出ておりました。なんか黒人が多いです。よく売っているような木で作られたこけしみたいなのを大量に売っておりました。それとゲバラが好きすぎる。砦の辺りにあった公園はつぶされてショッピングセンターになるようで、パーティションで囲われており、その外にある公園では移動遊園地が出ておりました。移動遊園地なんかが有るんだからポルトガルだよなぁと感じます。そういえば、固定の遊園地ってポルトガルには無いんじゃないかな。リスボン動物園に少しだけあるけど、あれは遊園地というには移動遊園地より小さいからなあ。
 ぶらぶらとウインドウショッピングをしているとちょうど良い時間になったので、レストラン散策。いやあどこに行ってもとても混んでいます。先ほども書きましたけど Viana do castelo って田舎としては大きな街なのでレストランはたくさんあるのですが、めぼしいメイン通り沿いは並んでおり、奥まったところでも満席。全然入られる感じがしません。仕方ないのでぶらぶら歩き回っていると、ちょっと喧騒からはずれたところに開いているところがあったので行きました。
 食べたのはバスの揚げたものとスープです。そういえば今回は一度も cardo verde を飲まなかったな。まあ普通に美味しいです。
 食べ終わって表通りに歩いていくと何か表がやかましいです。急いで近づいていくと、パレードをしておりました。いやあパンフをもらっていなかったので、全然知りませんでした。急いで写真を撮る場所を探したけれど、始まってからでは時すでに遅し。全然ありませんでしたので、先回りしてこのあとのステージまで行きました。
 22 時から有名な司会者が来て、さきほどパレードしていた人たちが民族衣装を着て民族舞踊を踊ります。聞いていると、踊る人たちはなんかグループがあるようで、言わばよさこいソーランみたいなもんかなあと思いました。こっちは生演奏なので、聞いているだけでも楽しいですけどね。こんなのです。
 この民族舞踊のいくつかは 8 年前に行ったときにも民族舞踊を見せるレストランで見たことがありましたが、やっぱり広い場所でのびのび踊るのを見ると全然違います。この民族衣装ですが、かなり外にまとっているスカートが重いのです。なので、動画を見てもらえるとわかりますが、スカートが持ち上がって回る回る。そして慣性で止まってもくるって回って、とても綺麗。ジャパニメーションでもスカートはこれぐらい回ってほしいと思いました。
 24 時までこのショーは続くのですが、さすがに立ちずくめなのとワインが回って少ししんどいので、離脱。中央広場に行くとこちらでは吹奏楽コンサートが開かれており、まるで新年のようなにぎわいで人があふれておりました。こんな時間なのに観光施設も開いており、パンフレットをいただきました。あと飾られてあるこの人形がとても良かったです。
 夜景を写真に撮り、新しくできたスーパーを視察。シネコンとボーリング場は 24 時間らしい。表の看板はコンドームの使い方でした。ポルトガルらしいけど、コンドームってカトリックは駄目じゃなかったっけ?駄目なのは中絶だっけ?
 ホテルの前に帰ってくると、夜空が明るくなんかなあと見上げると花火を打ち上げておりました。いっぱい花火の写真を撮りましたけど、手持ちでは辛いなあ。人が多いため三脚を置くスペースなんて有りませんし、有っても短い三脚しか持って行って無いので写るのは人間だけになりますわ。
 花火を見終わって、ホテルに帰るとえらいジェントルマンなスタッフの方が出迎えてくれました。さすがアルガルベリア。ここのエレベータボタンは電卓になっていて、かなり可愛い。
 例の通り、疲れ切って歯も磨かず就寝でした。
 今日の酒の量、ビール×600ml, Vinho Verde Tinto × 750ml
 本日の気分:ヴィアナドカステロ無事到着:0 時間( 計 0 時間 )

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