2008 年 10 月
六本木の中国飯店に行ってきました
2008/10/31
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今日は昼から東京です。午前中だけ仕事をして昼から帰りました。今月の残業時間は 12 時間。 東京までは本日で単独運行が終わり、明日からは全日空との共同運航便になるスターフライヤーで。関空のスターフライヤーカウンターのお姉さん達も、これで見納めですね。スーツで格好良かったんですけどね。ひとつ困るのは、中途半端に溜まったスターリンクマイレージをどう処理するか悩みどころです。クレジットカードを作ると、一往復分の関空羽田が手に入るんだけど、SBI に情報を売りたくないなあ。 東京で打ち合わせた後に、生まれて初めて上海蟹をたべに行ってきました。 六本木の中国飯店ってお店で東京では誰でも知っている高級店らしいです。日本もしくは中国を含めて一番うまい上海蟹が食べられるお店で安倍が就任披露をしたのもここらしい。今回は打ち合わせを兼ねてで、個室だったので回るテーブルがありグルグルまわしてしまいました。 さて上海蟹ですが、私の想像していたものとはかなり違いゼラチン質にも味があり、すごい濃厚でした。私はワタリガニと一緒だと思っていたんですよね。有名な上海蟹味噌だけ食べると卵みたいで段々とくどくなるらしいのですが、黒酢を使ってくどさや臭さを抑えて旨味だけを引き出しているのは、流石に有名店だと感じました。 また普通は解してくれていなくて、日本のズワイガニ食べ放題みたいにしがむらしいのですが、そんな手間は全く必要ありませんでした。あの小さな蟹をしがむのは辛そうです。 なんでも蟹は中国の五行?だと、陰になるらしく体を冷やすと言うことで紹興酒をかなり飲みまして、ちょいと気持ち悪かったです。基本的にビールとワイン以外は苦手ですよ。 蟹味噌入りスープが旨いんだよ。フカヒレも入っています。紹興酒で上海蟹を煮た物も、日本にはないすっぱ甘くて濃い中華的な味でした。もちろん旨いです。奥の春巻きは、エビでした。最後に小籠包をいただいてコースは終了なのですが、このあと上海焼きそばとチャーハンを欲張ったのでちょいとしんどかったです。 あとデザートにでたマンゴーとピンクグレープフルーツのタピオカ入りジュースみたいのが新鮮でうまかったです。マンゴーとグレープフルーツの組み合わせはすばらしいので、日本の店にも見習ってほしいです。マンゴーだけだとくどすぎるんですよ。 その後意気投合したので、西麻布にある utakataっ てワインバーへ。ここは会員制では無いけど、一見では絶対にお店とわからないお店でした。 ワインはマスターお勧めのをボトル単位でと言う感じで、今回は私が白の香りの良いドライを要求したところ、ブルゴーニュの 1983 と 1970 の「白」を飲んできました。 ワイン好きの人にはわかると思いますが、白ワインなんて10年でもかなり長く、30年なんていくら金を積んでもまともなのに会えるかどうかという代物です。まずは 1983 から。これだけ経つと白ワインも琥珀色になり、白ワインと言うよりブランデーっぽい香りになります。正直こちらはあまり口に合わなかったのですが、1970は違いました。 飲む前は多分酢だろうなあと思っていたわけだけど、飲むとポートの40年もののドライとそっくりで、オークの香りがして一口付けてその場に居た全員がうなりをあげてしまいました。 確かにマスターの言うとおり賛否両論の有る味で白ワインでは無い別物と言われても仕方がない味ですが、うまいもんはうまく、理論や概念なんてアホらしくなりました。 まさに一期一会で、答えのないワイン(このワインだからこんな味って)を飲んだのは生まれて初めてでした。 このあとで1983を飲むと普通の白ワインに感じるほど、濃厚で芳醇でした。 私の収入では行ける店では無いですけど、また機会があればマスターの語りを聞きに行きたく思います。 そんなこんなで、疲れ(午後半休で行きました)と紹興酒と食べ過ぎがたたって最後の方は口数が少なくなり申し訳無かったです。 本日の気分:六本木の中国飯店に行ってきました:0 時間( 計 0 時間 ) |
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