2008 年 10 月
四年にわたる心理カウンセリングが終了しました
2008/10/29
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キチガイ病院最後の日。思えば長いことやってきたもんだという感じです。足かけ四年ですね。一度も面白いと思ったことはありませんでしたが、とりあえずそれなりにこなしました。初めのうちは、心理カウンセリングというのは何か答えを与える物だと思っていたのですが、自発的に答えを出させるのが目的で、そうでなければ本人の意志に反映されないという感が強い物だと思いました。 結局、私にとっては労災の影響で引きこもりがちになっていたのを、週一回でも外に出る機会を与えてくれたと言うことに感謝しています。確かに気持ちを話すことで少しは楽になるような感じはありましたが、結局は今までも書いてきたように「暖簾に腕押し」でのらりくらりという状態でしたので、最後の最後まで何かにすがるとか信じるとか、そんな気持ちにはなりませんでしたし、アドバイスについては私も同じような対応を終始していた限りです。すなわち最後まで全てが懐疑的な中の作られた世界で繰り広げられた時間だったと思います。この時間があったから何かが変わったかと言うと、おそらく復職する時間が少し早くはなったとは思いますが、何らかの考えが変わったや態度が変わったと言うことは私自身無かったと思います。ただ、先ほども書きましたように、接することで自分自身の感情をより早く表に出すことが出来て、気持ちの停滞が起こりづらくなり、それにより改善の方向性も早い速度で見つけることが出来たのだと思います。 心理カウンセリングは何度も書きますが、未だに懐疑的です。おそらく周りにものすごい理解者がいれば、それで事足りると思います。心理カウンセリングというのは、結局のところ「怒らない、批判しない、かといってこちらの言うことも聞かない、ロボットとの会話」だと思います。いわば寂しさを紛らわすホスト狂いや宗教に似ていますが、こちらは求めません。心の寂しさを癒すために宗教にすがるようなことをするのであれば、こちらのほうが無害とは言い切れませんが身ぐるみはがされることは無いので、お勧めします。ただ、カウンセリングを受けたからって、何かが改善したりするわけでは無いので、答えを求める人には難しいところだと思います。答えを与えず、求めない、そして刹那的な快楽も無いところが宗教や遊びとの違いだと思いました。 本日の気分:四年にわたる心理カウンセリングが終了しました:0 時間( 計 0 時間 ) |
コメント
2015/12/17 06:00:49 | qhgwqhj | DPslwLpccYtq |
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