御茶義理の人のにっき

御茶義理の人が1998年からつらつらと書き連ねているポルトガルなどの新着情報

ばっと

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2003/02/23
 昨日は突然の電話で 27 時ぐらいまで電話をしておりましたので、起きたのは 09:30。モーニングの時間が 11 時までなので良かったですが、 10 時までだったら片づけている横で食べなければならないかも知れないのでやばかったです。
 朝食はバイキング形式で量も多く満足でしたが、一ヶ月前にポルトガルに行って来た身からしますと日本のバイキングはフレッシュフルーツがやっぱ不足していますねえ。ポルトガルだと、これだけでおなかいっぱいになるぐらい量があるのに、日本ではバナナとオレンジぐらいしかなくて、他は缶詰ばかりです。ジュースもフレッシュじゃないしねえ。もっとフレッシュジュースをください。切に願います。
 このホテルの鍵はちょっとカコヨクてこんな感じですわ。まあポウサーダには負けますけどね。
 チェックアウトをして早速大浦天主堂へと向かいます。ここはホテルから見える位置なのですぐです。門までは緩やかな上り坂になっており休日と言うこともありそれなりに混んでいました。
 さて、ここで長崎旅行のワンポイントですが車は全日空ホテルに泊めれば無料です。それ以外の駐車場は結構かかりますので、出来るだけ全日空に留めた方が良いでしょう。留めてとりあえずホテルのコーヒーでも飲む振りをして反対側の出口から出たら問題有りません。
 さすがの日曜日ということもあり、大浦天主堂は混んでおりさあらさん撮影は困難を極めましたが、なんとか撮影を完了致しました。でもピンぼけ。内装ですがポルトガルを見てきている私としては、なんともちゃっちい感じがしますがそれは仕方ないでしょうね。やっぱ、パイプオルガンや後ろの二階にある議事席みたいなのがほしいところです。でもまあ鎖国時代にこれを作ったってのがすごいと思います。
 グラバー亭にはここを通って行くことが出来ます。間の道にはナチスドイツに殺された有名なコルベ神父の記念館があります。グラバー邸っていうのはグラバー園っていう旧外国人居留地の中にある一つの建物のことです。で、グラバー園に入るのにお金がいってグラバー邸自体はお金がいりません。グラバー園の中にはグラバー邸以外にも 6 棟ほどの建物がありグラバー亭自体も先ほどの旧とがあります。このグラバー園は外国人居留地ということもあり、ロケーション的に非常に良く出島対岸の島がよく見えます。この対岸の島ですがよく見て頂ければわかりますが、どこかの造船会社で作られた良く燃えた船が見えると思います。そうです、このちょうど目の前に三菱造船所が有るんですねえ。さて、グラバー園でのさあらさん撮影は大変でした。なんてったって人がめちゃめちゃ多いですので、気にしていたらなかなか撮影出来ませんでした。でもあとでそんなことをぶちこわす出来事が……。最後に長崎くんちの映像などを見て売店で切手を買って終わりです。
 グラバー園を出たら次は旧香港上海銀行です。ここは最近まで本当に使われていたそうですが、現在は資料館となっております。でも皆さん平和公園やグラバー園に行かれるようで、ここに立ち寄られる方がすごい少ないみたいで、職員の方は暇そうでした。内装は当時の面影を残しており、非常に綺麗ですからドールアプには最適なのですが……か、カメラが有りません。どこで落としたのでしょうか……。やばいです、最後に撮ったのがこんなのですから、画像確認が嫌ですしさっき必死に人のいない合間を見つけて撮った苦労は完全に水の泡です。銀行の中は一通り楽しみました。で、出るときに職員の人におなかも減ってきたことだし美味しいちゃんぽん屋サンを聞くことにしました。すると教えてくれたのは穴場の喜*園というところ。何故伏せ字にしているかは後述しますわ。
 さて、デジカメを取りに行かなければなりません。どこで落としたのか忘れたのか知りませんが、忘れたとすればグラバー園の中でしょうからグラバー園の守衛さんところへ。早速聞いてみると、売店に届けられているようで女子社員の方が届けてくれました。なんとなく冷たい視線を浴びましたけど……。で、警備員に写真を確認するからとメモリーを確かめられた瞬間、沈黙が…………。一気に周りの空気が下がった気がしました。で、人形写っているでしょ?って開き直って言うと、なんとなく怪訝な感じで「もう落とさないようにね」と言って渡してくれましたので、そそくさと逃げて帰ってきました。最低だよ。
 それからは街の中心に行き眼鏡橋を散策。写真でもわかるように結構混んでいます。先ほどの銀行とは違い、観光バスでも必ず来るようです。綺麗のは綺麗ですが普通の橋なんですけどねえ。水に映った姿が眼鏡に見えるそうです。
 電車に乗って、平和公園へ。長崎の路面電車って言うのは 3 路線ほど有りますが、きちんと色を見て乗ればわかります。平和公園までは 10 駅ほどあり、だいたい 30 分ほどです。広島と同じで、水がモニュメントになっており入り口には噴水があります。平和公園には有名な平和祈念像が有り、観光バスなんかでくるとこちらだけを案内されるようです。この像と同じポーズを取って写真を撮っている人々がいっぱいいましたわ。
 そこから少し北へ歩くと浦上天主堂があります。ここも有名な天主堂ではあるにもかかわらず、大浦天主堂と違いさあらさんを余裕で撮影出来るぐらい空いております。なんて言っても観光バスがほとんど来ません。何だかなあって感じです。ただそれもわかりますけどね。だってここは本当に修道院って感じで、一般の人は入り口から内部を見る以外出来ません。ちょっと残念って言うかケチかなあと思いました。カトリックならポルトガルのように敷居のない見学をさせて頂きたい物です。
 そこから平和公園側に戻ると、原爆資料館があります。広島の原爆資料館は、中学の修学旅行で行って以来行っていませんので余り覚えていないのですが、こんなにきっちりしていたかなあと思いました。非常に見学しやすく、映像資料も大量にあり、結局 3 時間以上居ましたが時間が足りませんでした。まあ人によっては 10 分ほどで終わる人もいるとは思うんですが、私はこういう資料を真剣に見出すと一日見ていても飽きないですね。
 時計を見るともう 17 時をまわっていましたので、そろそろおなかも減ってきました。原爆が落とされたグラウンドゼロを見てから、昼間に教えてもらったチャンポン屋へ。場所は中華街の隣の筋にある、JAL ホテルの前にあるところです。とりあえず皿うどんを頼みましたが、なかなか面白い店でした。店員さんが似非関西弁の店で、なんと言っても出てくるまで 20 分ほど待たされます。で、その待たされている間に何故か東京から卒業旅行で来ている女子高生と一緒に話していて、結局皿うどんを食べた後にちゃんぽんも食べたりしていると、90 分ほどいることになりました。面白かったなあ。皿うどんは普通なら塩ベースなんだけど、ここは砂糖ベースのところでかなり甘いですが変わっていました。店員さん曰く、甘いのは関東人はダメで折角来たのに食べない人が多いから、宣伝しないでほしいとのことです。なので店名は伏せ字。大阪人は食べるそうですわ。
 その後は雨になったのに、なんか開いているというパンフを見たので口外にあるお寺まで散歩へ。でも間違っていました。それは長崎ランタンフェスティバルのもので、このときはどこの施設も 21 時ぐらいまで開いているようです。ずぶぬれになりながら、自分のアホさにあっけにとられてホテルまで帰ったのが 21:30。このまま泊まろうかとも思いましたが、泊まらずに長崎自動車道から九州、大分自動車道に乗って帰ってきました。だいたい 3 時間ぐらいで家に着きましたが、大雨の中での 136Km/h 走行は結構怖いですわ。滑ります。
 本日の気分:何ヶ月ぶりに書いたんだろうね:長崎チャンポン、皿うどん,明日のラッキーアイテム:ばっと

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