2006 年 02 月
昔ほど混んでいないのが気にしなりました
2006/02/05
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公開されたばかりのミュンヘンを見に行って来ました。ワイン 15 杯とは関係ありません。朝一で行こうかなあと思ったけど、案の定な確信犯的寝坊をしたので 11 時に梅田で待ち合わせ。 映画の予約をしにスカイビルへ。ミュンヘンは 3 時間の尺があるので、一度逃すと次回の放映までかなり時間がかかります。映画館にとってはもうけの少ない映画です。寒風吹きすさぶ中、移転問題で揺れる梅田貨物ターミナルを横目にスカイビルまで行きました。いつも通りガーデンシアターの有る入り口から入ってエスカレーターに乗ると、あら?全くミュンヘンのポスターがありません。おかしいなぁと思ってチラシを見渡しても全く見つからず、どうやら間違ったようです。というのは、昨日ホテル・ルワンダの放映館を確認していたのでそれとごっちゃになってしまったようで、あーあー。仕方ないので、東梅田のピカデリーまで西梅田のもう一つ先からてくてくと歩いていくことに。まだ前回の分が放映されて 30 分ほどでしたが、スピルバーグ作品だし人気があるようで中心席は完売。開いていたのは、前の中心席か後ろのサイドだけ。前の方は首が疲れるので、後ろの横へ。 予約後、ヨドバシの上で昼食。本日選んだのは韓国冷麺。いつもはキムチやらなにやら食べた後に食べるので、もっと味が薄いものだと感じておりました。案外しっかりと味が付いており、逆の意味で物足りなく出てきたお好みで入れてくださいって言う酢を一瓶全部入れたけど、やっぱり濃い。美味しかったですけどね。 隣で風邪か知らんけど、苦しそうに咳しながらヤニを吸うやつを見ました。冬になると見られる下等人類ですね。 そしてヨドバシで WILLCOM の充電器をチェック。最近は色々と出ているようで、よりどりみどり、ついでに海外でも使える物も。マルチ充電器市場は活況のようです。ちなみに iPod も USB 充電できますのでそのような充電器が売っておりますけど、携帯売り場で WILLCOM 用を買った方が、同じ物でも 1/3 ぐらいの値段で買えます。 時間をつぶした後は映画。満員御礼札止め。満員御礼はいつ以来だろうなあ。あまり封切りと同時に行かないからね。ここの梅田ピカデリーなんだけど、最悪だわ。古い映画館なので仕方ないんだろうけど、隔離されていない喫煙所があり臭いが館内にも流れてくる。これからは松竹系の場合、MOVIX 京都か道頓堀に行くことにするよ。 映画の感想は、一言で言えばスピルバーグのユダヤ虐殺に対する怨念だけが非常に感じられる映画でした。全編にそれが感じられ、スピルバーグ自身もユダヤ人としての怒りを表現したようなことを言っている。ただ、この映画をなにも予備知識なしに見に行ったら、全く何のことかわからないのではないかと思う。特に、冒頭のストーリー説明的なミュンヘン五輪のシーンがあまりにも短すぎて、なにも説明無さ過ぎる。パ、パ、パと流れるだけで、実際に殺されたシーンなどが出てくるのはずいぶんと経ってからだ。それからいきなりモサドに主人公が呼び出されるところに飛んでいく。これは日本語訳をした人間も悪いとは思うが、せめてモサドの説明を一行ぐらい入れておくべきではなかったかなあ。モサドと言われてわかる日本人はそんなに居ないと思う。なので、基礎知識がなければ、なんかよくわからない機関がやられたので大金を武器に持ってやり返しに行く必殺仕事人みたいなものとしか思わないと思いました。 面白いと思ったのは、主人公の SEX 時の心理描写とミュンヘン事件を重ねているところ。キチガイを表現するときにはたまに見る方法ですけど、全編重苦しいだけの映画でしたので、ここだけちょっと笑いました。 映画としては考えるような内容もほとんど無く、最初に書きましたようにただ単にユダヤの怨念が感じられる映画でしたので、そこまで素晴らしいと絶賛するような映画には感じませんでした。ただ、綺麗にはまとまっておりますので予備知識を付けて気合いを入れて( 長いので )見に行くのは良いと思いますよ。90 点。 終わってからミュンヘンを見たので、もちろん梅田のニューミュンヘンへメンバーを増やして飲みに行きました。5 年ほど前までよく行っておりましたけど、行ったのは 3 年ぶりぐらいかなぁ。今日はぐるなびでビールのチケットがあったため、私以外ビールを飲まないので 6 杯まで無料。ってそんなに冬は飲みませんし、風邪であまりビールを美味しく感じないので 4 杯でやめました。ミュンヘンのメニュー自体はほとんど変わっておりませんでしたので、なんか安心しました。一人頭 3000 円ほどでおなかいっぱいでしたから、またひいきにし出すかも知れませんわ。 本日の気分:昔ほど混んでいないのが気にしなりました:0 時間( 計 0 時間 ) |
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